タイ王国視察団来校
2017年7月18日 08時00分
麻布小学校の玄関に五月人形が飾られました。
「端午(たんご)の節句」に欠かせない五月人形です。兜や弓、太刀など、勇ましい道具が飾られます。「節句」とは、季節の変わり目という意味です。季節の変わり目には邪気が寄りやすいので、季節ごとの飾りとお供えものをして厄払いをし、無病息災を願うという日本の風習があります。
鎌倉~室町時代の頃、当時の武士は鎧や兜を出して、家の中に飾る習慣がありました。梅雨の目前に武具へ風を通し、虫干しと手入れをするためです。端午の節句に兜や弓が飾られるのは、こうした武士たちの習慣に由来すると言われています。
端午の節句の飾りに込められた願いは、子供たちが病気や事故などの災厄を逃れ、力強く成長してくれることです。鎧や兜は、身を守るためのお守りとして飾られたのです。
自宅でがんばっている麻布小学校の子供たちです。皆さんの健康をお祈りしております。