【麻布小学校150周年を祝う会事務局】【麻布小学校同窓会】
開校150周年記念 モザイクアートの軌跡~11月6日除幕式・そして今~
令和7年、創立150周年の春。
グルーの桜が見事に咲き誇り、私たちの目にしっかりとその姿を焼き付けました。
やがて散りゆく花びらを、一枚一枚いとおしく拾い集めるように──
その作業は静かに始まりました。
【モザイクアートの絵柄について】
向かって左面
左側に描かれている桜は、「グルーの桜」をモチーフにしています。
「グルーの桜」とは、昭和17年、当時の駐日アメリカ大使ジョセフ・グルー氏が戦争のために帰国する際、日米の平和を願って大使公邸の庭に一本の桜を植えたことに始まります。
その際、グルー氏は「桜が咲くころ、時計の振り子が戻るように平和がよみがえるだろう」という言葉を残したと伝えられています。
そして、平成22年、麻布小学校創立135周年を記念して、当時の駐日アメリカ大使ジョン・ルース氏のご厚意により、「グルーの桜」の三代目が本校に植樹されました。
この桜には、平和を願う強い思いが受け継がれています。
向かって右面
右側のデザインには、今なお世界各地で続く戦争や紛争の現実が表現されています。
壊れた壁は、争いによって失われた平和を象徴しています。
一方で、雪が溶ける様子は、グルー氏の平和への努力や、人々の希望を重ね合わせたものです。
また、日差しやハトには、人々の優しさと、平和な未来への願いが込められています。
額縁のデザイン
作品全体を囲む額縁は、麻布小学校の長い歴史を大切にし、その歩みを未来へと受け継いでいくという思いを表しています。
【おわりに】
タイルアーティストKATSU様、火宮様
児童、保護者、地域の皆様、教職員と学校に関わる多くの人が半年以上の長きにわたりこのモザイクアートの制作に携わりました。
麻布小学校は、このモザイクアートの制作に携わった人々の思いと「グルーの桜」に込められた平和への願いを大切にしながら、子どもたちが互いを思いやり、よりよい社会を築いていけるような学びをこれからも続けていきます。
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